テラ・アーツ・ファクトリー2011夏、番外企画
リーディング+
『アンチゴネー』
等身大のギリシア悲劇
ギリシア悲劇を読む、しかしただ読むだけにあらず・・・
聞いて楽しい、見て面白いギリシア「悲劇」
斬新な切り口で親しみやすく、魂の冒険ワールドに入り込む




同時開催
J-TANシンポジウム
「演劇、社会、原発ーアンチゴネーの視点から」
8月26日(土)J-TANシンポジウム 16:00
パネリスト:鴻英良、佐藤康、鈴木英明、司会:林英樹


●構成・演出 林英樹
(原作:ソフォクレス、翻訳:福田恆存)

●出演 
横山晃子:読む女(アンチゴネー、テイレシアス)
若林則夫:聴く男
奥村友美:妹(イスメネ、ハイモン)
江口和樹:同僚(番卒)
佐々木義人:先輩(コ‐ラスの長)
酒井忠親:大家
長峯可菜:乗客
佐藤博樹:兄
中村美奈子:店員
加藤明美:常連
林英樹:厄介な親せき(クレオン)


●スタッフ
演出協力:滝康弘
舞台監督:藤井理代
照明:井口香
音響:中内智子
衣裳協力:井口香 
宣伝美術:奥秋圭
照明協力:奥田健太(colore)
制作:中内智子、上田誠子
製作・主催:テラ・アーツ・ファクトリー

●協力
清野祐美、増田晃一、関山裕美、シアターファクトリー(順不同、敬称略)

2011年8月26日(金)ー28日(日)
●上演時間
金 19:30
土 14:00/19:30
J-TANシンポジウム 16:00(2時間)
日 14:00
●公演会場…イワト劇場3F
〒162-0832東京都新宿区岩戸町7番地
●受付開始・開場は開演の30分前
●チケット料金…前売り・当日 2000円
J-TANシンポジウムのみ 500円
●チケット販売日…2010年7月25日(月)
●チケットのご予約・お問い合わせ…テラ・アーツ・ファクトリー
090−6020−7391
※taf2525@softbank.ne.jp





ちらし表

舞台写真

観客席(公演アンケートより)

公演パンフレットより
林英樹


国家の混乱期にかつぎ出されたニューリーダー、クレオン。
共同体秩序のために打ち出した新法に、アンチゴネーは自然の法をもって対決する。
個人と国家の対立、家族の情愛と政治の論理の対決の劇『アンチゴネー』。
理念なき政治、信念なき治者はアンチゴネーの主張によって、
市民の支持を失い、自己崩壊する。
アンチゴネーからの視点を参照に、現在を捉え返す試み。

芸術は古典を参照に現在を考えることの出来る分野でありますが、今回の上演は自然の法と国家の法の対立を通し
た原作をもとに私たちの現在を再検討する機会を作ってみたいと考え取り組んだものです。同時に、「リーディング」と
いう手法を通常の舞台公演の前段階と捉えるのではなく、作品を「読む」行為とは何を意味するのか、作品を通じて他
者の体験や痛みを理解するとはどういうことなのか、そのことを通して改めて演劇行為とは何を意味するのか、そうい
った基本的なことを再確認する機会として取り組んだものです。






●テラ・アーツ・ファクトリー
1985年、企画制作室シアター・プラン・テラ創立、ワークショップを基盤にした作品作りを開始する。1994年、テラ・アー
ツ・ファクトリーに改名。90年代は海外でのワークショップや作品作りを多数手がける。2005年、20代の女性メンバーを
中心に演劇集団化し、「集団創作」による舞台作りを開始。近代、都市、科学技術の進歩によって侵食され続ける身体
の側の抵抗の表現としての演劇を志向する。






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