1985年創立、舞台芸術の企画・制作団体。
1986年、ヤン・ファーブル初来日公演の制作業務、
1985年,1986年、檜枝岐パフォーマンスフェスティバルの制作業務を担当。
また年間を通した演劇ワークショップを開催、固定参加者による受講体制を取り、その公演の企画、制作業務を実施
する。(第一期)
1990年代はフランス、ドイツ、ポーランド、クロアチア、スペイン、ベルギー、ペルー、ブラジル、バングラデシュなど国外
でのワークショップを通じた演劇交流や、ヨーロッパや南米での幾度にも渡る演劇公演を実現、内戦下にあった旧ユー ゴスラビアにおいて2度に渡る現地国際共同製作を実現。
2000年代は固定的なワークショップメンバーの訓練、上演活動を支えるため、シアターファクトリーを設立し、その運営
にあたる。並行して集団体制を取り、シアターファクトリーから団員に昇格する体制を作る。
テラ・アーツ・ファクトリーの代表林英樹は、理事を務める公益社団法人国際演劇協会(ITI)日本センターにおいて「紛
争地域から生まれた演劇」を提案(文化庁委託事業「国際演劇年鑑」特集企画)、そのほぼ全作品の企画立案・プロデ ュース。日本では紹介されることの少ないアルジェリア、ナイジェリア、シリア、パレスチナ、ヨルダン、イラン、アフガニ スタン、パキスタンを含めた30か国近い国の戯曲の発掘・翻訳・紹介とリーディングによる上演を実施してきた。また、 2020年度からは同センターにおいて、新たに「ワールド・シアタ・ラボ」(文化庁委託事業・次代の文化を創造する新進 芸術家育成事業「翻訳者育成セミナー」)を提案、企画立案・プロデュースし、世界の最前線にある現代演劇の翻訳・ 紹介・若手演劇人育成を手掛けている。
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