「母と娘上」上演記録

【上演記録】

林 英樹プロデュースによるシリア現代戯曲の上演
2022年11月10日(木)〜13日(日)
母と娘の物語
ハイル・ターイハより

作:アドナーン・アルアウダ(シリア)
翻訳:中山豊子
上演台本・演出:林 英樹





特典:配信動画視聴権+原作戯曲掲載冊子付き
【クラウドファンディング】

紛争や戦争によって避難せざるを得なくなった人々は膨大な数にのぼります。混迷が拡大する世界にあって、私たち
に何が出来るか途方に暮れるばかりです。しかし同じ舞台芸術活動を行うものとして、作家やアーティストへの具体的
な活動支援は出来るのではないか、そう考えて今回の上演に合わせてクラウンドファンディングを実施いたします。






フライヤー

原作解題

【公演日時】
チーム・テラ
2022年11月10日(木)19時、12日(土)14時、13日(日)13時開演




チーム・factory
2022年11月11日(金)19時、12日(土)19時、13日(日)17時開演


【出演者】
チーム・テラ
11月10日(木)19時、12日(土)14時、13日(日)13時の部の出演



加藤明美


関山ゆみ


宮下泰幸


横山晃子
(五十音順)






【出演者】
チーム・factory
11月11日(金)19時、12日(土)19時、13日(日)17時の部に出演


梅村綾子(文学座)


金井由妃(劇団民藝)


小林春世
(演劇集団キャラメルボックス)


水野小論(ナイロン100℃)
(五十音順)





【舞踏】

相良ゆみ (テラ、factory


徳安優子 (factory)、徳安慶子 (テラ


【作・編曲・演奏】

大平 清
 (テラ、factory

劇中映像:吉本直紀


【スタッフ】
舞台監督:横山朋也
照明:針谷あゆみ、川村和央
舞台スタッフ:滝 康弘、江口和樹、若林則夫
チラシデザイン:中山豊子
チラシ写真:林 英樹
美術・制作:吉永睦子
制作助手:櫻井拓見、加藤明美、関山ゆみ
制作協力:公益社団法人 国際演劇協会日本センター
主催:テラ・アーツ・ファクトリー


拡大版





【作品について】
「土着の根深い因習と近代化してゆく社会、厳しい自然に翻弄されながらも強い意志で同調圧力を破り、人生を切り開
こうとする母娘二代を描いた作品」(中山豊子) 娘の名はハイル(馬)、母の名はターイハ(さすらい)。ベドウィン族とク
ルドの間に生まれたハイルが因習と現代的生活のはざまで揺れながら成長し、女性として自立する姿を、音楽や詩を
ふんだんに用いて描く語り物。多様性の中に「シリア」のアイデンティティを探る作家の真骨頂。クルド語交じりのアラビ
ア語で書かれ、2008年出版。2015年にはパレスチナのイエス・シアターによりアラブ演劇祭(※)で初演され、カースィミ
ー賞を受賞した。

原作解題





原作者アドナーン・アルアウダ(Adnan Alaoda、シリア)
1975年生まれ。ダマスカス高等演劇芸術学院でパフォーミング・アーツ、ダマスカス大学でジャーナリズムを学ぶ。詩
人、作家、テレビ・映画の脚本家、劇作家。2011年3月、ダマスカスで行われたアーティスト、作家、ジャーナリストらによ
るデモに参加して捕らえられ、アサド政権支持を表明するように要請された。これを逃れるため国を出て、ロッテルダム
市を拠点に創作活動を続けている。






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