『ヒロコ』
土地と記憶をめぐる「地誌演劇」
2010年7月22日(木)ー25日(日)
d−倉庫
集団創作 構成・演出 林英樹
出演・創作
滝康弘、根岸佳南江、藤井理代、井口香
中内智子、上田誠子
若林則夫、酒井忠親、江口和樹、佐々木義人
上演台本編集 林英樹
音楽:落合敏行、照明:奥田賢太(colore)
音響:阿部健司(MUGEN☆PROJECT)、
ちらし絵:吉永睦子、宣伝美術:奥秋圭
木、金=19:30 土=14:00/19:30 日=14:00
会場:d−倉庫(JR日暮里駅下車7分)
前売=2、800円/当日=3、000円
学生=2、500円(当日要学生証提示・養成所も可)
全席自由/受付開始=開演1時間前、開場=開演30分前
芸術文化振興基金助成事業
忘却の歴史が甦る
20代、30代、40代、50代、60代の俳優による<集団創作>作品。
時間の風景を描く、記憶の再構成とモンタージュ。
虚実皮膜、事実と虚構の中間領域、
地誌演劇の試みー土地と個人の記憶から「わたしたちの物語=歴史」へ
1922年、立川飛行場、開設
1927年、立川飛行場が日本初の国際空港に
1945年、敗戦とともに米軍立川基地に
1957年、基地拡張をめぐって反対による「砂川事件」起きる
1959年、「伊達判決」で被告無罪、米軍駐留は「憲法違反」解釈による
1960年、新安保条約締結
1977年、米軍基地、横田に移転、立川基地返還、昭和記念公園に
テラ・アーツ・ファクトリー<時間(とき)の風景>シリーズ第一弾
そこにいる(舞台に立つ)者は何者?
出演者の声を独自の方法で抽出しテクスト化
演者に内在する声の表出・構成によるポリフォニックな空間を現出
1957-1972-2010
失われた歴史をつなぐ
舞台写真
舞台批評
作品参考資料
●「時間の風景」シリーズ
高度成長下で喪失される風景を描いた
林英樹の『風の匂い』シリーズ(1980年代前半に劇作)に続く新シリーズ。
25年の「中断」を経て、集団創作の技法から立ちあげて行く個人の歴史世界。
記録『ヒロコ』(上演パンフレットより)
『ヒロコ』 演出日誌
会場
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